2023.03.09

【シナリオアカデミア/マスターコース】受講生募集

プロの脚本家を輩出することを目的にした講座です。

オンライン説明会申込み
NEWS!元TBSプロデューサー、貴島誠一郎さんが特別講師に!

2000年よりシナリオインキュベーションを運営し、多くの脚本家を輩出したドラマデザイン社が昨年、満を持して開講したシナリオ科は「プロデューサーが教える」という新しいスタイルを取り、受講生より「他では得られない学びがあった」と好評の声が多数寄せられています。また、講座の修了生で企画力審査に合格をした方は、シナリオインキュベーションに参加できるシステムを取っており、現在7名の方が、テレビ局のプロデューサー等と、実戦的な企画開発に携わっています。
この春、更にバージョンアップ。世界を席巻しているAI(ChatGPT)のシナリオ制作での活用法も取り入れ、名称を「シナリオアカデミア マスターコース」と変更し、本気でプロの脚本家を目指す受講生を募集いたします。

■特徴■ プロデューサーが教えるシナリオ講座

■なぜプロデューサーが教えるのか■
プロの脚本家になりたくても、ドラマの製作責任者であるプロデューサーの評価が得られなければ、デビューは出来ません。登竜門である多くのシナリオコンクールを査読するのもプロデューサーです。なぜなら、ドラマや映画をヒットさせる責務のあるプロデューサーのいちばん大切な仕事は「当たるシナリオ」を作ることだからです。そのために脚本家の資質を見極め、「どうやったら良い脚本を書いてもらえるか」というアドバイスやリーディングに、プロデューサーは才能と経験のすべてをかけています。脚本家が行き詰った時に、どこに問題があるか的確に指摘し、解決法を提示できるか、プロデューサーは日々ノウハウを蓄積しています。新人の小説家や漫画家にとって、どんな編集者と出会うかがキャリアを決めるように、脚本家にとってプロデューサーは最初に立ちはだかる壁であると同時に、壁の乗り越え方を指南してくれるメンター(導き手)でもあるのです。 シナリオの書き方をプロの脚本家に学ぶのも有用なことですが、まったく視点を変えた本コースのカリキュラムは、本気でプロを目指すあなたに、新たな光明を与えるでしょう。

■教える人■ プロデューサーが講師
シナリオカデミア代表の山本和夫は、20年間の読売テレビ在籍時代、プロデューサーとして多くの新人脚本家を連続ドラマに抜擢し、多数のヒットを出しました(作品歴)。その経験に基づき、2000年のドラマデザイン社設立と同時にシナリオインキュベーション(以降SI)を開設。また、山本はドラマ制作の傍ら2004~2019年までデジタルハリウッド大学院教授としてストーリー演習ゼミの教鞭を取った稀有なキャリアを持ち主でもあり、その知見を活かして指導したSIは多くの第一線の脚本家を輩出しています。彼らが即戦力として活躍しているのは、物語論・心理学・ハリウッドメソッドを組み合わせた独自カリキュラムとともに、ドラマ制作現場で脚本家がプロデューサーや監督とどう向き合うかのノウハウを学んできたからです。

■特別講師に貴島誠一郎プロデューサー!
本講座では山本の他に「ドクターX」「リーガルV」「初恋の悪魔」等をプロデュースした池田禎子プロデューサーがシナリオ執筆指導を担当。
また「ずっとあなたが好きだった」「ダブル・キッチン」「愛しているといってくれ」「青い鳥」など数々のスーパーヒットを飛ばしたテレビドラマ界を代表するプロデューサー、元TBSの貴島誠一郎プロデューサーが特別講師として参加。才能ある脚本家の発掘にあたります。

■受講対象■
既にシナリオの書き方をある程度学び、コンクール応募など執筆活動を始めているが、なかなか結果が出ない方。本気でプロを目指しているのに、道が見つからない方。

■カリキュラム■
コース(4ヶ月16回)では、前半8回でドラマデザイン社メソッドを学び、後半では小チームに分け、担当プロデューサーの指導の下、オリジナル企画を作り、1時間の長編シナリオを書き上げます。大学に例えれば前半は科目履修、後半はゼミの卒論制作にあたります。
日々、多くのプロの脚本家と脚本を制作しているプロデューサーからのアドバイスは、通常のシナリオスクールでは得られない貴重な学びなります。完成したシナリオは、自身の作品として各コンクール等に出品できます。

■講座終了後■
最終課題で最優秀評価を取った方は、シナリオインキュベーション(SI)の参加資格を自動的に付与します。また、修了生の中でSI参加を希望し、企画力審査など一定の選考に合格した方を、次期メンバーにお迎えいたします。

■受講生の声■
【春期最優秀賞の秋吉真由美さん】プロット課題や後半のシナリオ作成ゼミで受けたプロデューサー視点での指導は、生徒それぞれの作家性を生かした上での的確かつ説得力があるものばかりで、自身の創作の視野が大きく広がったように感じます。本気でプロを目指すメンバーが集まっているので、ついていくのが必死でしたが、大いに刺激を受けながら創作できる、すごく貴重で濃い時間となりました。とにかく先生方のどうにか私たちを成長させて、引き上げてあげたいという気持ちが伝わってくる授業で、申し込んで良かったなぁと、しみじみ思いました。

【秋季最優秀賞の寺田御子さん】ユニークで温かい講師の方々から、プロデューサー視点での的確で細やかなご指導をいただきました。「一本書けたら次」ではなく、先生方のフィードバックを反映し、ひとつのシナリオを時間をかけて磨いていくことで、修正力・対応力を学ぶことが出来ました。週に一度という課題提出の頻度も自分に合っていたので、楽しく通わせていただきました。

【武田雄樹さん】これまで脚本を学ぶ機会は数多くありましたが、本アカデミーは特に実りの多い講座でした。座学だけでなく、企画書やプロット作成などの実践的な課題とそれに対するフィードバックがあり、実際の現場を想定したインプットが得られたことがその理由です。参加できて本当に良かったです!

■全カリキュラム■(予定)
【前半】 ドラマデザイン社メソッド基礎講義 (1限120分)
担当P:山本和夫
1限目 物語の原理 神話と心理学
2限目 ハリウッドメソッド 三幕構成を習得 / 創作実習
3限目 テーマの設定(心に残るドラマに)/ 創作実習
4限目 キャラクター(物語を動かすエンジン )/ 創作実習
5限目 セリフとは何か(テーマ・キャラの上に発生)/ 創作実習
6限目 ジャンルの研究・社会状況の反映/ 創作実習
7限目 AI(ChatGPT)を執筆支援ツールとして使いこなす/ 創作実習
8限目 企画書の作り方/池田禎子プロデューサー
(講義内容に組替え・変更あり。創作実習は前週の課題の評価)

【後半】 オリジナル脚本作成ゼミ
9限目 「プロデューサーと脚本家」 特別講師:貴島誠一郎プロデューサー
10限目 脚本執筆演習(山本・池田)
11限目    〃
12限目     〃
13限目    〃
14限目    〃
15限目    〃
16限目  終了発表会 審査委員長:貴島プロデューサー

■料金(税込み)
入学金 10,000円
授業料 25,000円/月×4か月 100,000円 (2回分割払い可・一括払いの場合は入学金を免除)
■開講    4月中旬(2023年8月中旬までの予定)毎週水曜日 昼/夜
■定員    20名(予定)
■講義場所  ドラマデザイン社(溜池山王)地図  リモート受講可
■応募方法  プロット審査あり。詳細はこちら
■応募締切 4/7(金)予定

【オンライン説明会】
開講に先立ち、オンライン説明会を開催いたします。
3月21日(火) ①14時  ②19時

説明会に参加ご希望の方は、希望日時を明記のうえ下記アドレスまでご連絡下さい。
説明会前日までにオンライン説明会の会議コードをお送りします。
オンライン説明会応募はこちら→desk@drama-design.co.jp
*希望する説明会の時間およびお名前は必ずご記入ください。
*参加者ご自身のカメラ・マイクはオフの設定にしています。
*説明会の申し込みはメールでお願いします。
説明会当日になっても、URL記載のメールが届かない場合は、03-5573-8722までご連絡ください。
株式会社ドラマデザイン社 アカデミア シナリオ科担当 mail:desk@drama-design.co.jp