この秋BS各局が時代劇の制作をいっせいに発表しました。BSジャパンも引き続き同じ放送枠で時代劇を作ります。今度は時代小説の巨匠「山本周五郎」。日本人の愛と人情を追求し「赤ひげ」「椿三十郎」など映画にもなった名作を数多く残しました。中でも感動的な短編を12本を選び10月6日（火）21時から放送。前シリーズに続き、弊社が製作します。第1話は「なみだ橋」。グッとくる作品に上がっています。是非、ご覧になって下さい。

弊社製作、ＢＳジャパン開局15年記念番組「松本清張ミステリー時代劇」はいよいよ最終話（第12話）を迎えました。清張時代小説の中でも名作といわれる『町の島帰り』です。茶屋の女中・お時（野村佑香）に一目惚れした目明しの仁蔵（国広富之）がお時の恋人・千助（ユキリョウイチ）に無実の罪を着せ島流しにしてしまう。三年後、千助が恩赦で江戸に戻ってくるが、お時に執着し続ける仁蔵は更に悪辣な手段に出る。「大江戸ゼミナール」のMCでもある国広富之さんの明るいイメージを根底からくつがえす悪人ぶりは必見。プレビュー時、衝撃のラストシーンに「こんなドラマ見たことない！」と誰もがうなった傑作です。

弊社製作、ＢＳジャパン開局15年記念番組「松本清張ミステリー時代劇」第11話は『赤猫』。赤猫とは江戸時代の火付けによる火事のこと。大火により一時的に放免された囚人・平吉（金子昇）が、同じ囚人の新八（ダンカン）に騙され、押し込みの片棒を担がされ、流浪の身になる。しかし元来、優しい平吉はおでん屋の親父（下條アトム）に拾われ、娘のおえん（森田涼花）と所帯を持ちささやかな幸せを掴む。しかし過去の因果がヒタヒタと迫ってくる…。森田さんは4年前に弊社製作演劇「ガールズプリズンオペラ」を主演。今回は薄幸の町娘を好演してくれました。明と暗が入り混じった異色の物語に仕上がっています。是非ご覧ください。