SCENARIO INCUBATION NEWS

2017.10.20

20期 大北はるかさん CX「刑事ゆがみ」執筆

シナリオインキュベーション20期出身の大北はるかさんが、フジテレビ木曜22時の連続ドラマ『刑事ゆがみ』(出演:浅野忠信・神木隆之介)を執筆しています。第2話共同脚本・第3話6話を担当します。是非、ご覧になってください。

2017.09.29

20期 大前智里さん執筆作品が民放連優秀賞受賞!

 平成29年度日本民間放送連盟賞ドラマ部門優秀賞を取った弊社製作BSジャパン山本周五郎時代劇 武士の魂「大将首」を執筆したのはシナリオインキュベーション20期生の大前智里さんです。大前さんはこのBSジャパン枠の最初のシリーズ松本清張ミステリー時代劇「大山詣で」を共同執筆したのを皮切りに山本周五郎人情時代劇「お美津簪」「しじみ河岸」でその力が認められ、山本周五郎時代劇 武士の魂では「大将首」「菊月夜」「五十三右衛門」「金作行状記」の4作を執筆しました。中でも「大将首」は2話以降の製作予定だったのですが、シナリオの評価が高く、第1話に繰り上げられた経緯があります。綿密に時代背景などを調べ、物語の構成を丁寧に組み上げていくタイプで、ブレがなくプロデューサーや監督の信頼を得ています。今後のさらなる成長が楽しみです。名称未設定 1

2017.09.21

「シナリオ・インキュベーション22期生」 募集のお知らせ

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弊社が2000年から運営し、多くの脚本家を世に送り出しているシナリオインキュベーションの第22期生の募集を開始します。

【概要】良質なドラマを作り出すために不可欠な脚本家を育てるため、シナリオセンターの協力を得て2000年に創設。ほぼ毎年1回、受講希望者からプロット審査と面接により選抜し、5名程度が受講。受講料は無料。現在まで90名弱が参加。現在15名余が第一線で活躍中。 理論と実践が調和した育成を特徴としています。ドラマ業界のプロデューサーからは出身者の即戦力性が高く評価されています。

【ワークショップ】週に1回、期間は3~4ヶ月間(予定 曜日は未定 19:00から行うことが多い)。ストーリー分析などを学ぶ一方で、企画書、プロットなどの書き方を学ぶ一方、受講者自身がドラマ等の企画提案を行い、実際のドラマ制作の現場で求められている企画とはどういうものかということを学ぶ。優秀な受講者には、テレビ局や制作会社へのライター紹介もしています。

【応募資格】
・プロの脚本家になる意志を強くもっている方
・10月中旬より週一回夜間、3~4ヶ月程度の期間、港区赤坂のドラマデザイン社に受講に欠かさず来れる方。

<応募方法>
【1次審査】…プロット・シナリオ審査
①課題 テーマ「鍵」
「鍵」というワードから発想された90分の映画用のプロット本文A4・4枚以内(WORDあるいはPDF)を提出
②課題以外に今までに書いたシナリオ1作品を提出
※短編長編、ジャンルは問わない。
※提出されたプロット・シナリオ等はご返却いたしません。審査終了後、厳重に破棄いたします。
③応募者のプロフィール ・年令・職業・簡単な自己PR
④提出先 desk@drama-design.co.jp (受付けはEメールのみ)
⑤締切 9月29日(金)18時必着  ※合格者のみ結果通知いたします。
【2次審査】面接(10月上旬予定)
①課題 「鍵」 課題を元に90分の映画用のプロット本文4枚以内を提出
②課題以外に今までに書いたシナリオ1作品を提出(※短編長編、ジャンルは問わない)
③プロフィール(名前 年齢 職業 電話番号 その他シナリオ等執筆経歴)
(募集人数 5名程度)

<主な出身者>
荒井修子、清水友佳子、李正姫、福田裕子、水野宗徳、三好昭央、大前智里、大北はるか、柚木麻子他

<主宰者:山本和夫のプロフィール>
テレビドラマの演出家・プロデューサーとして讀売テレビ放送に20年間勤務。「悪女(わる)」「オンリーユー愛されて」「冷たい月」「心療内科医・涼子」などのヒットドラマを制作。 2000年にドラマデザイン社を設立。「だいすき!!」「町医者ジャンボ」「松本清張ミステリー時代劇」「山本周五郎人情時代劇」などのドラマをプロデュースする一方、「ガールズプリズンオペラ」「クリスマウスの夜」「清らかな水のように」などの舞台演出も手掛ける。
2004年よりデジタルハリウッド大学院教授。
2012年より、女優養成プロジェクト「アクトレスインキュベーション」を運営。
2014年、ジュブナイル脚本大賞創設

2017.04.27

大北はるかCX『帝一の國~学生街の喫茶店~』全話執筆

シナリオインキュベーション20期生の大北はるかが、映画「帝一の國」のスピンオフドラマ『帝一の國~学生街の喫茶店~』を、全5話を執筆しました。
フジテレビ系列にて4月24日(月)より5夜連続で放送いたします。映画のメインキャストが繰り広げるワンシチュエーションコメディ仕立てのスピンオフドラマです。
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2016.10.10

第2回ジュブナイル脚本大賞は岩島朋未さんの「テイクオーバーゾーン」に決定!

「第2回ジュブナイル脚本大賞」(賞金30万円)は、第1次のストーリー選考で120本から選ばれ「ストーリー賞」を受賞された5名の脚本家の方々が、第2次選考のシナリオに挑戦いたしました。そして、去る9月30日の締め切りに、以下の4本のシナリオが提出されました。

京相絵里子さんの「軽蔑すべき、人を狂わせる、理解しがたいもの。」、中澤惟さんの「怪獣の棲む町」、岩島朋未さんの「テイクオーバーゾーン」、吉江七恵さんの「宇宙の落とし物」」。(森田洋見さんの脚本は期限に間に合いませんでしたので、失格とさせていただきました。)

いずれも力作に仕上がっており、審査員によって評価の分かれる作品もありました。最終的には、主人公である14歳の少女に、荒んではいるが生き生きとしたキャラクターを授け、彼女が思春期の壁に思いっきりぶつかっていく様を描き切った、岩島朋未さんの「テイクオーバーゾーン」を大賞受賞作に選出いたしました。おめでとうございます。

岩島さんのシナリオは、際立ってキャラクター描写に優れ、登場人物たちの複雑な心情が次々と出来事を引き起こしていきます。予定調和的なところがなく、最後まで主人公たちから目を離させないスリリングな展開を備えていました。京相さん、中澤さん、吉江さんの作品も、それぞれジュブナイルらしい瑞々しさがありましたが、「テイクオーバーゾーン」の持つ勢いには、いま一歩、及びませんでした。

「第2回ジュブナイルシナリオ大賞」にご応募いただいたすべての脚本家の皆さまに、心から感謝と敬意を表したいと思います。

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2016.08.31

第2回ジュブナイル脚本大賞 一次通過作品発表!

ストーリー賞

第2回ジュブナイル脚本大賞は8月16日締め切りで、120本の応募を頂きました。たくさんのご応募、本当にありがとうございました。全作品を入念に読ませていただき、慎重な審査の結果、以下の5本を第1次審査通過の「ストーリー賞」に選定いたしました。

「軽蔑すべき、人を狂わせる、理解しがたいもの。」京相絵里子
14歳のバレー部員・薫は、同級生らが夢中になっている恋愛には興味がないし、理解も出来ない。ところが、同じバレー部で親友の日菜子が教師の飯沼と付き合っていると知り、薫は自分でも思いがけないほど動揺する。

「怪獣の棲む町」中澤惟
12歳の拓実は、両親の期待が弟ばかりに向かうのが辛くて、田舎の祖父の家で夏休みを過ごすことになった。貯水池に怪獣が住むという噂が流れているが、拓実は信じない。ところが、真衣という少女と出会ったことから、怪獣の真実に迫っていくことになる。

「テイクオーバーゾーン」岩島朋未
母が弟を連れて出て行って以来、沙里は父と暮らしている。いつか家族が元通りになることを願っていた沙里だが、母が再婚を決めたことに衝撃を受ける。母の再婚相手は同じ陸上部のリレーメンバーの雪菜の父だった。母の再婚により、沙里の学校生活は大きく揺れ動く。

「宇宙の落とし物」吉江七恵
中2の春奈は、母の再婚に伴う引っ越しによって、新しい父の連れ子である不良少女の樹里と、「自分は宇宙の落とし物」と主張する不思議な少年・王子と出会う。親に翻弄されながらも、ひたすらに自分の道を見つけようとする、少年少女のひと夏の物語。

「餃子ロック!」森田洋見
ラーメン屋の娘・梢は、賞金50万円に惹かれ、県民ロック甲子園への出場を決め、メンバーを集める。梢は不登校のお嬢様など3人のメンバーを見つけ、バンド名を「餃子ロック」と名付ける。餃子は豚肉+ニラ+にんにく+皮が揃ってはじめて餃子になるからだ。だが、「餃子ロック」は前途多難だった。

以上の他にも、俳句の魅力に取りつかれていく中学生を描いた「夜に馳せる少女」(福田誠)や、主人公が異星人の少年の死体を隠す顛末を描いた「ライスミルク」(金子友紀)などユニークな作品があり、選考に迷いましたが、登場人物の葛藤のリアルさを優先し、上記の5本を選びました。

今回の応募の特徴としては「主人公の子供が、風変わりな老人や中年に出会って成長していく」という筋立ての作品が非常に多く見受けられました。現代の子供の成長には老人の知恵が必要、というイメージが強いのかも知れません。しかしながら、ジュブナイル映画という領分においては、大人が大きく介在していく物語よりも、子供同士でぶつかり成長していく姿を描いた作品が輝いて見えます。ストーリー賞に選定された5本は、いずれも主要登場人物が思春期年令の子供たちに設定された作品でした。

第1回の応募より、全体的にストーリーのレベルが上がり、破たんしたものが少なく、読み応えのあるものが多かったというのが、審査側の感想です。また最年少の16歳の女性をはじめ、10代20代の応募者が増え、しずる感のあるストーリーがいくつもあり、新しい才能の芽ぶきを感じられました。若い脚本家の発掘を目指すドラマデザイン社としては、たいへん嬉しい傾向でした。

ストーリー賞受賞の5人の方には、これから脚本執筆に入って頂きます。10月上旬には、大賞を発表いたします。

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2016.08.28

第20期大北はるか、CX 月9ドラマ「好きな人がいること」執筆!

シナリオインキュベーション第20期メンバー大北はるかさんが、フジテレビ 月9ドラマ「好きな人がいること」の第7話と第9話を執筆しました。2015年10月のCX深夜ドラマ「テディー・ゴ!」でデビュー、TBSオムニバスドラマ『ポセイドンの罰』でゴールデン枠進出。そして今回、老舗連続ドラマ枠でのデビュー、と1年足らずの間に階段を駆け上りました。キャラクター造詣に力があり、どんどん話を転がせる彼女のこれからが楽しみです。

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★追加情報★ 特別番外編ドラマ『好きな人がいることin台湾』も、大北はるかが執筆!

(台湾で流れるドラマ。日本では11月中旬~フジテレビオンデマンドで配信予定)

http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2016/160901-i231.html

 

2016.04.30

映画「がらくた」5月21日公開!

弊社が創設した「ジュブナイル脚本大賞」の第1回大賞受賞作品「がらくた」(永井優唯脚本)がロケ地の香川県で公開されることになりました。映画を単独で製作したことがない弊社でしたが、昨年「松本清張ミステリー時代劇」で知り合った若いスタッフたちの協力を得てついに完成。名倉良祐監督は「松本清張ミステリー時代劇」の助監督で、これが監督デビュー作品。元の脚本は別の地方が舞台でしたが、名倉監督の郷里・香川県坂出市に設定を変更。坂出市や地元の皆さんの強力なバックアップの元、監督の思春期のイメージも織り交ぜた素敵な作品になりました。5月21日(土)イオンシネマ宇多津にてロードショー。
↓ ワンシーンをご覧ください

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2016.02.12

シナリオインキュベーション21期生募集開始

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弊社が2000年から運営し、多くの脚本家を世に送り出しているシナリオインキュベーションの第21期生の募集を開始します。創設当初から一貫して協力して下さっているシナリオセンターで、2月8日に主宰の山本がガイダンスを行いました。2年ぶりの募集とあって100名以上の方が参加。いちばん大きなホールが満員となる盛況ぶりでした。シナリオセンターの受講生を優先的に審査、選抜いたしますが、一般からの応募も受け付けます。募集要項は以下に。

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今までの活動:良質なドラマを作り出すために不可欠な脚本家を育てるため、
2000年に創設。以降ほぼ年に1回の割合でワークショップを開催。
現在まで、80名余が参加。現在15名以上が第一線で活躍中。
特徴:少数精鋭。理論と実践が調和した教育法を特徴としている。受講費用:無料。
ドラマ業界のプロデューサーからは、出身者の即戦力が高く評価されている。
カリキュラム:週に1回、期間は3~4ヶ月間(予定 曜日は未定 19:00から行うことが多い)。
ハリウッド式ストーリー分析などを学ぶ一方で、企画書、プロットなどの書き方を学ぶ。
毎週、ドラマ等の企画提案を行い、実際のドラマ制作の現場で求められている企画とはどういうものかということを学ぶ。プロットコンペや、実績により、局や制作会社にライター紹介もしています。
場所:東京都港区赤坂二丁目4-1 白亜ビル7Fドラマデザイン社

<主な出身者>
清水友佳子、福田裕子、李正姫、荒井修子、水野宗徳、十倉和美、徳永友一、鈴木友海、林さとみ、村上直美、千寿みのり、佐藤あい子、三好昭央、大前智里、大北はるか、柚木麻子他

<応募方法>
【1次審査】…プロット・シナリオ審査
①課題 テーマ「盗む」
「盗む」というテーマから発想された90分の映画用のプロット本文A4・4枚以内(WORDあるいはPDF)を提出
②課題以外に今までに書いたシナリオ1作品を提出
※短編長編、ジャンルは問わない。
※提出されたプロット・シナリオ等はご返却いたしません。審査終了後、厳重に破棄いたします。
③応募者のプロフィール ・年令・職業・簡単な自己PR
④提出先 desk@drama-design.co.jp (受付けはEメールのみ)
⑤締切 3月4日(金)18時必着  ※合格者のみ結果通知いたします。
【2次審査】面接(4月上旬予定)

<主宰者山本和夫のプロフィール>
テレビドラマの演出家・プロデューサーとして読売テレビに20年間勤務。
「悪女(わる)」「オンリーユー愛されて」「ストーカー逃げ切れぬ愛」「心療内科医涼子」「冷たい月」などのヒットドラマを制作。
2000年にドラマデザイン社を設立。「だいすき!!」「松本清張ミステリー時代劇」「山本周五郎人情時代劇」などの連続テレビドラマをプロデュースする一方、「恋ばば十四歳!」「ガールズプリズンオペラ」「クリスマウスの夜」などの舞台演出も手掛ける。
2004年よりデジタルハリウッド大学院の教授に就任。ストーリー演習を担当。
2012年より、女優養成プロジェクトアクトレスインキュベーション」を運営。
2015年 ジュブナイルシナリオ大賞を創設。

2015.11.26

大北はるか(第20期)早くもゴールデンへ!

シナリオインキュベーション第20期の大北はるかが、デビュー作「テディー・ゴ!」に続いて、TBS『このミステリーがすごい!ベストセラー作家からの挑戦状』(11月30日21時~OA)のオムニバスドラマの1本『ポセイドンの罰』(財前直見主演)を執筆。深夜帯から、あっという間にゴールデン枠へ…凄いスピードで快進撃中です。