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2020.12.21

monodrama「少女夢幻論」上演のお知らせ

新鋭脚本家×10代有望女優

ドラマデザイン社は、10代少女の世界を描くことに稀有な才能を発揮する若手脚本家・富安美尋(第44回NHK創作テレビドラマ大賞佳作第一席)の手によるmonodrama(ひとり芝居)の傑作シナリオ12本の上演を行います。ついては出演者を募集いたします。

自分を閉じ込める檻は自分自身…10代の少女の脱出、夢、妄想、挫折、絶望、新たなる出発を、富安美尋が変幻自在かつ鋭い切込みで描いた12本のシナリオ…それに女優として成長過程にある少女たちが挑みます。ひとり芝居は、ごまかすことの出来ない全身全霊の演技が求められます。この公演は、彼女たちが劇的に飛躍する5日間となるでしょう。

尚、本作品は、文化庁の「文化芸術活動の継続支援事業」の支援を受けており、ひとり芝居という形式で、稽古・上演での新型コロナウィルス感染リスクを回避いたします。

公演概要
企画・演出■山本和夫
脚 本  ■富安美尋
劇 場  ■劇場MOMO(中野ポケットスクエア)
コロナ感染予防のため定員90名を40席に減席
日 程  ■2021年2月19日(金)~23日(火)公演10回予定
チケット料■4,000円(予定) ノルマ無し

    応募資格

■13歳~19歳(2021年2月23日時点)の女性
■プロダクション所属・無所属不問
■2月1日~15日数回ドラマデザイン社で稽古可能な方。

    募集人数

■2チーム制
1チーム6名~12名で、ひとり1~2本のmonodramaを上演。
2チーム計で、20名前後の予定
■上演回数 1チーム4回予定
■別にAI(アクトレスインキュベーション)の1チーム(2回公演)があります。
*公演終了後、弊社特設サイトで有料配信を予定しています。

応募方法

一次審査 ■書類・動画審査:プロフィール(上半身・全身写真付)と12本のシナリオの中から、自分の演じたい1本を選び、最初の1~2ページ程度の演技をスマートフォン等で撮影。その動画ファイルを送付のこと。脚本ト書き指定の衣装・小道具・効果音、動き等は一切不要。表情・セリフのみを審査します。撮影済みの動画ファイルをギガファイル便にアップロードし、そのURLをプロフィールと共に下記のアドレスにお送りください。アップロード方法が分からない場合はお問合せ下さい。
送付先:stage@drama-design.co.jp
締め切り1月12日(火)必着 選考結果通知1月15日(金)

二次審査 ■二つの方法からお選びください。
(A)動画審査
こちらが指定した演目を最後まで演じて撮影してください。一次同様、小道具等は不要。動画の送付方法、送付先は一次と同じです。
締め切り:1月28(木) 選考結果通知:2月1日(月)
(B)面接での演技審査
ドラマデザイン社で指定した演目の最後までを演技テスト。
面接日:1月30日(土) 選考結果通知:2月1日(月)
※尚、合格しても、公演で審査時と同じ演目を演じるとは限りません。演出家が適性を見て指定した脚本で、演じて頂くことをご了承ください。

【問合せ】 株式会社ドラマデザイン社 元井
〒107-0052 東京都港区赤坂2-4-1白亜ビル7F
TEL03-5573-8722(平日11時~17時 12/28まで 年明け1/4~ )
mail desk@drama-design.co.jp

■12本のシナリオ■
タイトルのリンクから脚本を閲覧できます。本公演応募以外の目的で使用禁止。

1.「犯行声明」
学校の講堂にある舞台の裏。楽屋で1人の少女が縛られている。助けを求める彼女。しかし、当の縛った犯人が見当たらない。ひとしきり命乞いを終えると、少女はマスクを被り、今度は犯人役を始める。文字通り自作自演、一人芝居の中で、彼女は高らかに現状からの脱出を宣言する。

2.「Suggest」
高校生による高校生のための弁論大会。その決勝戦。その舞台に現れる、堂々とした出で立ちの少女。客席を見渡し、彼女が喋り出す。内容は、「生まれる親は選べなくとも、育ての親と家は自分自身で選べる法案」。元々の予定を覆した内容。彼女の即興。大会そっちのけの独演会が始まる。

3.「シャボン玉」
ゴミ屋敷に住んでいる女子高生。迫る強制退去の命令。見渡す限りの袋、袋、袋…。しかし、彼女は全てゴミではないと言い張る。面白半分にやってくる報道陣の取材。彼女は袋を一つ一つ開け、中身を紹介。出てくるのはかつての夢にまつわる品々。夢と共に袋を次々と破裂させていく。

4.「夢遊病」
最新技術、人生完全シミュレーションVRシステム。『人生双六』。生まれてから死ぬまで。独り立ち、結婚、出産…。何から何まで体感することができる。早速使用する1人の女子高生。専用VRゴーグルを装着しての“理想”の人生。架空の人生と親の人生が重なりかけた瞬間、彼女はゴーグルを外し破壊する。

5.「弔辞」
「いつか死んでくれるお母さんへ…」。家のリビング。台所に立つ母に向けて、紙を広げ、携帯でお経を流す少女。まだ生きている母に向けて読む弔辞。恨み辛みを吐露するつもりが、つい憎み切れない想いもこぼれてしまう。最後の言葉を言い残したまま、彼女は家を後にする。

6.「MK5」
アパレルショップの試着室。かれこれ数時間粘っている女子高生。誰も聞いてもいないのに彼女が話し始めることには、どうやら初デートらしい。止まらぬマシンガントーク。しかし、なぜか相手がどんな人間だか全く思い出せない。あれ、あたしが好きなのって…自分? 結局元の服のまま、試着室のカーテンを開く。

7.「I MY ME MINE」
いくつもの椅子がある部屋。数人の友人に恋愛のアドバイスをしてる少女。しかし実際には彼女以外誰もいない。そこは精神病棟…少女が語りかけているのは頭の中で作り出したイマジナリーフレンドだった。言うことを聞いてくれない妄想の友人を次々消去しようとするが失敗。少女は次第に追い詰められる。

8.「破戒」
近未来。アンドロイドとして生産された少女型ロボット。倫理違反を報告され、返品。メモリをリセットするか否かを判断するためのテスト。違反内容は、管理者であるロボットの設定と同年代の子の自殺を止めなかったこと。人間らしさとは何か。ロボットに感情が芽生えかけた時、メモリの消去が決定する。

9.「confession」
教会の懺悔室。辺りを警戒しながら懺悔しにやって来る一人の少女。初めての懺悔に戸惑い、どうでもいい罪を挙げては訂正する、を繰り返す。仕切りの向こうの沈黙を、神の怒りと勘違いした彼女はとうとう本当の罪を告白。赦されなくてもせめて助けを、と彼女が仕切りを払うとそこには誰もいなかった…。

10.「マッチ売りの少女」
繁華街の道端。帰るところもお金もなく、立ち往生している女子高生。道路を挟んだ向かいにホームレスが1人。助けを求め、通行人に自分を売り込む彼女。しかしプライドが高くなかなか買い手が見つからない。徐々に下がっていく条件。ついに彼女の条件が底をついた時、向かいのホームレスと目が合う。

11.「A子の場合」
少女が1人、自室の中でカッターを腕に押し当てている。しかし、なかなか切ることができない。「なぜ、私が死ななければならないのか…」。そこで、遺言の作成に取り掛かる。読む側のリアクションを想定しながらの作成は難航。現状への怒りは高まるばかり。そして彼女は、遺言書を自殺願望と共に破り捨てる。

12.「失せ者」
警察によって保護された1人の少女。家族から捜索願が出されていると聴取を受ける。家に帰る気などさらさらない彼女。荒唐無稽な話を繰り広げ、警官を混乱させていく。 記憶喪失のフリまで始める彼女に呆れた警官は、家族を呼びに席を外す。警官が置いて行ったレコーダーに一言残し、彼女は永遠に姿をくらます。